> 介護事業開業コンサルティング > 介護事業所の開設 > 事業計画書の作成
事業計画書は、大きくは以下の2つのために作成します。
事業計画書には様々な様式があり、書き方が決まっているわけではありません。
大きくは以下の内容になります。
誰に、何を、どのように提供して、どうなるのか? 5W2Hや具体的数値などを使用し、
第三者でもわかるように作成しましょう。
介護サービスの内容によって介護保険報酬が異なります。
その介護サービスごとに収入のシミュレーションを行います。
収入だけではなく、人件費やその他経費に関しても計算し、利益がどれだけ出るのか計算します。その結果、実際にどれくらいの利用者を確保しければいけないかがわかります。また、介護報酬は2ヶ月後に入金となるため、入金になるまでの運転資金がどれくらい必要か見えてきます。
借入金は必ず返済しなければいけません。借入金の返済金額に関しては損益の計算には反映してこないため、キャッシュフロー表を作成し、資金の増減についてもシミュレーションを行います。
事業を行う場合、最も大事なことは資金計画です。
どのような施設にしたいですか?建物・土地は購入する?賃貸にする?自己資金はいくらほど?など様々なことを考慮して資金計画を作成します。
実際借入をする際、銀行になぜこの金額が必要かと説明し、納得してもらわないと借入ができません。また、事業を行っていく中で資金不足でスタッフにお給料が支払うことができない・・・という状態に陥らないようにするためにも、よく内容を検討する必要があります。