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日々の取引を帳簿等に記入、請求書、領収書の整理など行います。
この内容を基に、会社の運営がどのように行われているか判断する資料(貸借対照表、損益計算書)を作成します。すなわち、経営を管理するための業務となります。
経理というのは意外と手間のかかる作業で、忙しくなるとついつい怠りがちになります。
その結果、実際の収支と合わなくなれば、記憶の糸をたどって大騒ぎをするというような無駄が生じることも多々あります。
この経理がもし、いい加減なものであれば、その後の営業活動や目標設定など全てがいい加減なものとなってしまいます。
会社というところは、いかに効率よく仕事をして会社に利益を出すことができるかが重要になってきます。そのため、会社にとって経理はとても重要な業務となります。
決算とは、一定期間の収入・支出を計算し、利益又は損失(損益)を算出することです。
法人を設立したら毎年1度は行うことになります。また、決算での数字に基づいて税額計算を行い、申告と納税をする義務があります。
この申告と納税を、会計期間終了後2か月以内に済ませなくてはなりません。例えば4月1日~3月31日が会計期間である会社であれば、5月31日までに申告と納税を済ませる必要があります。
まずは事業を行う上での目標として、予算の作成を行います。
○月には利用者を何人確保する、売上をいくら計上するなど、月々の目標、開業1年間の目標を作成します。それに伴い、人件費や水道光熱費、ガソリン代などの支払いに関する予算を作成し、利益の目標を作成します。
毎月の収支と予算で作成した目標値と比べて、今後どのように進めていくか検討していただきます。
また、事業を行う上で設備の改修や事業の拡大による設備投資などが必要になってきます。
その場合、どのくらいの金額が必要になるか、借入をしなければいけないかなど資金計画を作成すると判断しやすくなります。